内外装のあらゆるところで活躍する金属板の種類について
- コラム
こんにちは!
広島県福山市にある「有限会社 孝昇」です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。
水、風、熱などを遮断し、建築を保護する金属。
役割はそれだけではなく、美しさも表現します。
金属板類は、屋根や内外壁、天井等といった
大きな面に使用されるほか、窓下などの水切りや樋、流しなど
細かな所にも使用されています。
内装にも外装にも使用されるので
雨風や音、熱などの外部環境を遮断することはもちろん
美しく仕上がることも要求されます。
そのため、耐食性、耐久性を向上させたり
塗装などにより意匠性を付け加えたりしています。
こうした金属板類には、主に次のような4つの種類に大別されます。
1,亜鉛メッキ鋼板
トタン板とも呼ばれます。
薄い鋼板の表面に電気メッキ法を施したものが一般的で
屋根葺き、樋、塀などに広く使用されているものです。
2,ステンレス鋼板
炭素鋼にクロム、ニッケルなどを含ませた合金です。
炭素量が少ないほどに耐食性があります。大気中や水中でさびにくく
炭素含有量が多くなるほど強度も高くなりますが
サビは発生しやすくなります。
3,アルミ合板
軽量で展延性(素材が破断せずに柔軟に変形する性質)、加工性がよく
空気中の酸素と化学反応し、参加アルミニウムの被膜を作ります。
耐水性、耐熱性があり、腐食が内部まで進まないのがメリットですが
三やアルカリには弱く、耐火性にも欠けます。
内外壁や天井、建具などに使用されています。
4,銅
古くから使用されてきた金属材料で、酸化が進むと次第に青緑色の被膜
通称、緑青(ろくしょう)が独特の美しさとなって表面に現れ
内部への侵食を防ぎます。耐食性、耐水性がよく、加工もしやすいので
仕上げ材に適しています。
海水やアンモニア、コンクリートと接していると腐食が起こります。
屋根への使用が多く、独特の味わいを表現することができます。
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